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Macbook Air M5が発売されて、Pro M5持ちの揺れる心

カメラ、写真

新しいガジェットを手にするとき、私たちはいつも小さな期待と、少しの不安を抱きます。

特にそれが、日々の仕事の相棒となるノートパソコンであればなおさらです。

今回、私が手に入れたのは最新のMacBook Pro M5。

これまでM1世代のMacBook Proを愛用してきましたが、結論から言えば、この乗り換えは「単なるスペックアップ」以上の意味を持っていました。

事務所のデスクに座ったとき、以前なら無意識に大画面のWindowsデスクトップを起動していた私が、今ではMacBook Proを開くこと自体を楽しみにしている。

そんな変化をもたらしてくれた、この重厚な相棒について語らせてください。

圧倒的な「広さ」がもたらす、思考の自由

まず、何よりも語らなければならないのは、その画面の大きさと見やすさです。

14インチ、あるいは16インチというサイズは、持ち運びを考える人にとっては一つの境界線かもしれません。

しかし、一度この広さを体験してしまうと、もう後戻りはできないというのが本音です。

かつてM1を使っていた頃、複数の資料を広げる作業はどうしても画面の狭さを感じることがありました。

結局、事務所にいるときは「やっぱり大画面がいいな」と、Windowsのマルチモニター環境に作業を移してしまうことが多々あったのです。

しかし、M5搭載のこのMacBook Proは違います。

ブラウザを左右に並べ、片方でリサーチをしながら、もう片方でテキストを打ち込む。

あるいは、複雑なスプレッドシートを広げながら、横でチャットツールを確認する。

この「左右に分けて作業できる便利さ」が、外部モニターなしでも完璧に完結するのです。

Liquid Retina XDRディスプレイの美しさは、もはや説明不要かもしれません。

ですが、あえて言わせてもらうなら、白の輝きと黒の沈み込みのコントラストが、文字の視認性を劇的に高めてくれています。

目が疲れにくいということは、それだけで作業時間が伸び、結果としてアウトプットの質が上がることを意味します。

事務所でのメインマシンを奪還した理由は、まさにこの「視覚的な快適さ」に集約されていると言っても過言ではありません。

しかも、目の前の大画面の2枚のディスプレイに拡張することもできるのです。

M5チップが刻む、ストレスフリーなリズム

中身の話に移りましょう。

AppleシリコンもついにM5世代となりました。
M1の登場時に感じたあの衝撃を、今度は「余裕」という形で再定義してくれた感覚です。

4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPUは、日々の何気ない動作一つひとつを軽快にしてくれます。

アプリの立ち上がり、スクロールの滑らかさ、重いウェブサイトのレンダリング。
これらがコンマ数秒ずつ速くなることで、思考のノイズが消えていきます。

特に驚かされたのが、バッテリーの持ちの良さです。
今回、Proモデルは最大24時間という驚異的な駆動時間を実現しています。

これだけのパフォーマンスを発揮しながら、朝から晩までコンセントの場所を気にせずに使い続けられる。

事務所内での移動はもちろん、たまに気分を変えてカフェや会議室に持ち出した際も、ACアダプタを持ち歩く必要がほとんどありません。

「バッテリーが持つ」という安心感は、作業への集中力を削がないための重要なスペックなのだと再認識しました。

予期せぬ誘惑。MacBook Air M5という「影」

しかし、ここで白状しなければならないことがあります。

MacBook Pro M5を手に入れ、その完成度に満足していた私の元に、一つのニュースが飛び込んできました。

それが、新型MacBook Air M5の登場です。

スペック表を眺めて、私は一瞬、息を呑みました。

「Airにも、同じM5チップが載っている……」

184,800円からという、Proに比べれば遥かに親しみやすい価格。

そして、何よりもその「薄さ」と「軽さ」です。

1.13kgという羽のような軽さは、今の私の相棒と比べると、あまりにも魅惑的でした。

「もしかして、自分の用途ならAirでも十分だったのではないか?」

「最新のチップを積んでいるなら、わざわざ重いProを持ち歩く必要はなかったのでは?」

ガジェット好きとして、そんな疑念が頭をよぎったのは事実です。

最新世代ならではの洗練された佇まい、そしてカラーバリエーション。

正直に言えば、Air M5の軽快なスタイルに、私の心は大きく揺さぶられました。

早速、Appleのホームページで仕様の比較をしてみました。下記参照。

それでも、私は「Pro」と歩む

スペックはほぼ同等。

価格差が多少Proのスペックアップを成し遂げている印象です。

さて、迷いの中で、私は改めて自分のMacBook Proを開きました。

そして、Airとの決定的な違いを再確認することになったのです。

私は、外出先、出張先、どこにいても事務所と同じような利便性を求めて、MacbookProM5を買ったのだと。

セミナーを行う事もしばしばあります。

そんな時、よりいいPCを使っていたい。

そう思ってMacbookProM5を買ったのでした。

改めてMacbookProM5を見てみると、
それは、カタログスペック上の「M5チップ」という文字だけでは測れない、道具としての「厚み」でした。

まず、ディスプレイの格が違います。
AirのLiquid Retinaも十分に美しいですが、Proの「XDR」が放つ1,000ニトの常用輝度、そして120HzのProMotionテクノロジー。
一度このヌルヌルとした画面操作に慣れてしまうと、60Hzの画面には戻れません。

さらに、拡張性の安心感。
SDカードスロット、HDMIポートの二つは外出先で利便性が非常に向上します。

写真を撮ってそのままSDカードから読み込めるSDカードスロット。

セミナーに絶対必要だからとHDMIポートをどうしても欲しかった。

そして3つのThunderboltポート。

事務所で作業をしている際、ふと外部機器を繋ぎたいときに左右にThunderboltポートがあるし、「変換アダプタ」を探すストレスがない。

この小さなストレスの欠如こそが、プロモデルを選ぶ最大のメリットなのだと気づかされました。

重さについても、考えが変わりました。
確かにProは重いです。
しかし、その重さは「強力な冷却システム」と「大容量バッテリー」の証でもあります。
長時間負荷をかけてもファンが唸ることなく、涼しい顔で作業を続けられる信頼性。
これは、ファンレス構造のAirでは、物理的に到達できない領域です。

「Pro」という称号がくれる、静かな自信

私たちは論理的なスペックだけでガジェットを選んでいるわけではありません。

そこには必ず「情緒的な価値」が存在します。

MacBook Proを所有している、という満足感。

これは、クリエイティブな仕事に向き合う者にとって、決して無視できないエネルギー源になります。

天板のリンゴマーク、開いたときの剛性感、そして指先に伝わるアルミニウムの質感。

すべてが「プロフェッショナルのための道具」として完成されています。

最新のM5モデルをデスクに置くたびに、「さあ、やるか」と背筋が伸びる思いがします。

この道具に見合うだけの仕事をしよう、というポジティブなプレッシャーを与えてくれる存在。

それは、どれだけAirが進化しても、Proという名前の背後に積み上げられた歴史と信頼には代えがたいものです。

誠実に語る、いくつかの「重み」と「姿」

もちろん、誠実にレビューするならば、気になる点も記しておくべきでしょう。

やはりその「重さ」は、毎日カバンに入れていると確実に肩にきます。

また、デザインについても、数世代にわたって引き継がれているこの筐体は、新しさを求める人には「古い」と映るかもしれません。

Air M5のようなシュッとした現代的なラインに惹かれる気持ちは、今でもゼロではありません。

ですが、この「変わらないこと」こそが、MacBook Proの強みでもあります。

手に馴染んだ道具としての完成度が、世代を超えて受け継がれている。

流行に左右されず、ただ「最高の作業環境」を提供することに特化した、ある種の無骨さ。

それを愛せるかどうかが、Proユーザーとしての分かれ道なのかもしれません。

事務所の風景を変えた、最高の一台

以前の私なら、複雑な作業を始めるときは迷わずWindowsマシンのスイッチを入れていました。

しかし、MacBook Pro M5が来てからは、その習慣が消えつつあります。

広い画面、途切れない集中力、そして触れるたびに感じる喜び。

これらが揃ったことで、私のメイン環境は完全にこのMacBook Proへと移行しました。

WindowsにはWindowsの良さがありますが、今の私にとって、最も「思考を形にしやすい場所」はこの画面の中です。

Air M5という魅力的なライバルの出現に、一時は心が揺らぎました。

でも、一日を終えてMacを閉じるとき、私はいつもこのProを選んでよかったと確信します。
重い、けれど頼もしい。
古いようでいて、中身は最先端。

そんな矛盾を抱えながら、私の日常に深く食い込んできたこの相棒。

空の色が移り変わるのを忘れるほど、没頭できる。

そんな素晴らしい体験を、新しいMacBook Pro M5とともに続けていこうと思います。

 

あなたにとって最高のMacbook選びの参考になれば幸いです。

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