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DaVinci Resolveの操作中に固まる、落ちるが頻発|グラフィックボード交換レビュー

パソコン関係

自作PCなので、いろいろとバランスが悪いと思いますが、最近は特にDaVinci Resolveの編集作業中に調子が悪いことが多いです。

使っている自作PCは2020年の年末に組み立てたものなので、既に5年が経過していますが、まだまだ現役で使えると思います。

ちなみに私のPCのスペックです。

  • ATX マザーボード B550 Steel Legend
  • プロセッサ AMD Ryzen 7 3700X 8-Core Processor (3.60 GHz)
  • 実装 RAM 32.0 GB DDR4-3600
  • Cドライブ:SSD M.2 2280 / WD BLACK SN750 NVMe 500GB
  • Dドライブ:SSD 2TB WD Blue SN550
  • グラフィックボード ASUS グラフィックボード GeForce GTX 1050 Ti
  • 650W ATX 電源 80 PLUS ゴールド PC電源
  • Windowsの仕様は下記
  • エディション Windows 11 Home
  • バージョン 24H2

問題になりそうなのは「グラフィックボード GeForce GTX 1050 Ti」です。

確かに、DaVinci Resolveを立ち上げると、タスクマネージャーでは「GPUメモリ」が4GBの上限いっぱいになっているのが見て取れます。

スペック面のボトルネック評価

スペック面で言うと、課題は「グラフィックボード GeForce GTX 1050 Ti」のようです。

Davinci Resolveを使っているときに、専用GPUメモリの状態を見てみました。

CPU、メモリともそれなりに使っていますが、GPUメモリはかなり逼迫しています。

どうしたら良いのかAIに聞いてみると、下記の返事が返ってきました。

  • Ryzen 7 3700X+32GBは編集用途としては十分ですが、GTX 1050 Tiは現行編集ワークロードでは明確なボトルネックです(ResolveのGPUアクセラレーション、AIノイズ除去、H.265エンコード等で顕著)。
  • 1050 Ti運用でも軽量設定や同時作業の抑制で回避は可能ですが、安定性と生産性を重視するならRTX 3060世代以上(VRAM 12GB推奨)への更新が効果的です。

そこで、推薦のあったグラフィックボードを調べてみました。

おすすめGPU(価格×効果)

  • コスパ重視:GeForce RTX 3060 12GB(中古・型落ちで価格が落ち着き、Resolveで効くVRAM12GBが魅力)。​最安 約45,800円
  • 中間~長期安定:GeForce RTX 4070 12GB(消費電力も抑えつつ大幅性能アップ、Studioドライバとの相性も良好)。​9万円前後
  • 最新ミドル上位:GeForce RTX 5070 12GB(予算に余裕があれば選択肢、Resolveでの価格性能の評価も良好)。​MSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC 最安 約82,421円。

どうみてもGeForce RTX 3060 12GBがコスパがよさそうです。

かなり古い機種だそうですが、あと2~3年の延命と思えばコスパも大事です。

なぜNVIDIA 12GBが効くか

調べてみると、私のグラフィックボード(GeForce GTX 1050 Ti)は4GBしかなく、これが満々使いきっている状態でした。

さらに、下記のような考察がいくつか見られました。

  • ResolveはGPU依存が強く、特にノイズ除去やカラー、Fusion、エフェクトでGPU性能・VRAM量が直接効くため、8GB→12GBの差が編集安定性とレンダリング完走率に寄与しやすいと言えるでしょう。​
  • ベンダー比較では、現状はNVIDIAの方がResolveでの信頼性とパフォーマンスが出やすいという実測系の推奨が多いようです(CUDA最適化・ドライバ品質)。​

ASUSTek NVIDIA RTX3060 12GBを買いました。

価格は約4万円でした。この記事を書いている時点ではAmazonで39,800円ですから、タイミング次第といったところでしょうか。

開封してみます。

そのまんま箱に入っていました。

箱を開けてみましたが、まだ中身がよく見えません。

袋から取り出してみました。

今までのものよりしっかりしてる。

ファンが2つも付いているし。

そのファンへ熱を逃がすパイプも見えます。

端子を確認してみました。

Display Portが3つとHDMIが1つです。

今回はDVI-D端子もあったので、変換コネクタも買いました。

Amazonのリンクはこちら

これは準備が良かったと思います。

そして、PCにグラフィックボードを取付てみました。

単体で取付したら、ディスプレイに何も映らずグラフィックボードは動きませんでした。

どうしたらいいんだ?と一瞬悩みましたが、このグラフィックボードは別途電源を接続する必要があるらしく、余っていた8Pinの電源コードを接続すると動きました。

グラフィックボード交換の効果

グラフィックボードを、

旧:GeForce GTX 1050 Ti から

新:GeForce RTX 3060 12GB へ

変更しました。

 

早速、DaVinci Resolve でレンダリングを行ってみました。

上記の「GeForce GTX 1050 Ti」でテストした際の負荷は編集画面を開いただけでしたが、今回はレンダリングなのでより負荷が高い状態です。

それでも、CPUとメモリの使用率が減り、専用GPUメモリは4.3GBと12GBより余裕のある状態です。

さらにZOOMを起動してみたり、加えてYouTubeを起動してみたりしましたが、DaVinci Resolveの編集画面の動作が固まったり、レンダリングがとまったり、ダウンしたりすることもありませんでした。

しかもレンダリングは、想像以上に早く処理ができるようになったので、現状では十分に満足な対応となりました。

皆さまのパソコンが快適に動く一助になれば幸いです。

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